よくある質問(Q&A)
受診、診療内容について
予約は必要ですか?当日の受診は可能でしょうか?
当クリニックでは、WEB予約システムと予約なしの当日受診を併用しています。
WEB予約
当クリニックのウェブサイトから、24時間いつでも予約が可能です。3ヶ月先までの予約が可能です。予約することで待ち時間を最小限に抑えられますので、可能な限りWEB予約をご利用ください。
予約は15分単位の時間枠でお取りいただけます。(例えば、9:00にご予約の場合、9:00〜9:15の間に診察を開始させていただく予定です。)混雑時には、予約時間どおりに診察を開始できない場合がございます。
最大で30分程度お待ちいただく可能性もございますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
予約なしの当日受診
予約なしでも問題なく受診いただけます。「予約の方優先」になっておりますので、混雑状況によっては少しお待ちいただく場合がございます。空いている時には、待たずに受診可能です。ご理解をお願い致します。
スマホなど使わない高齢者の方は、診療後に次回の再診予約をすることができます。
次回の診察日・時間を印刷した紙をお渡ししております。
この柔軟なシステムにより、患者様の多様なニーズに対応しております。
緊急の場合や急な体調不良時には、遠慮なくそのまま来院してください。予約に関係なく、急患対応致します。
生活習慣病の予防や管理について、どのようなアドバイスをいただけますか?
生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満など)は、日常的な生活習慣の改善によって予防や管理が可能です。当クリニックでは、以下のような包括的なアプローチを通じて、患者さん一人ひとりに合わせたアドバイスと支援を提供しています。
1. 食事療法
- バランスの取れた食事:主食、主菜、副菜を適切な割合で摂取
- 塩分制限:1日の摂取量を6~8g未満に抑える
- 糖質制限:精製糖や白米の過剰摂取を避ける
- 脂質管理:飽和脂肪酸を控え、不飽和脂肪酸を適度に摂取
- 野菜摂取:1日350g以上の摂取を目指す
- 適正なカロリー摂取:個々の必要エネルギー量に応じた摂取
2. 運動療法
- 有酸素運動:週3-5回、1回30分以上(ウォーキング、ジョギング、水泳など)
- 筋力トレーニング:週2-3回(スクワット、腹筋、腕立て伏せなど)
- 日常活動量の増加:階段利用、こまめな立ち上がりなど
3. 禁煙
- 禁煙外来の利用
- ニコチン代替療法や禁煙補助薬の使用
禁煙外来については、内服禁煙補助薬(チャンピックス錠)の出荷停止により、2021年から一時休止しておりましたが、販売再開の連絡が来ました。2024年4月頃から実施する予定です。もう少しだけお待ち下さい。 - 禁煙サポートアプリの活用
4. 適量の飲酒
- 純アルコールで1日20g程度まで(日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本程度)
- 週に2日は休肝日を設ける
- 無理にアルコールを飲む必要はない。
5. 十分な睡眠
- 7-8時間の睡眠時間確保
- 規則正しい就寝・起床時間の維持
- 快適な睡眠環境の整備
6. ストレス管理
- リラックス法の実践(深呼吸、瞑想など)
- 趣味や運動によるストレス解消
- 必要に応じて専門家によるカウンセリング
7. 定期的な健康チェック
- 年1回以上の健康診断受診
- 血圧、体重の定期的な自己測定
- 症状がなくても定期的な受診
当クリニックでの具体的な取り組み
a) 初期評価:
- 詳細な問診と身体診察
- 各種検査(血液検査、尿検査、心電図、体組成分析など)
- 生活習慣のチェックリスト作成
b) 個別化されたアドバイス:
- 検査結果に基づいた具体的な改善目標の設定
- 患者さんの生活スタイルに合わせた実践可能な改善策の提案
- 管理栄養士による個別の栄養指導
c) 継続的なサポート:
- 定期的な経過観察と検査
- 目標達成度の評価と計画の調整
- モチベーション維持のための支援
d) 教育プログラム:
- 生活習慣病に関する勉強会の開催
- 調理実習や運動教室の実施、栄養指導
e) 多職種連携:
- 必要に応じて専門医、カウンセラー、理学療法士などとの連携
生活習慣病の予防と管理は、一朝一夕には達成できません。しかし、小さな変化から始めて徐々に習慣化していくことで、大きな効果が得られます。当クリニックでは、患者さんの生活背景や価値観を尊重しながら、無理なく継続できる生活改善プランを一緒に作成し、その実現をサポートいたします。
ご自身の健康に不安がある方、生活習慣を見直したい方は、まずはご相談ください。一緒に健康的な未来を築いていきましょう。
禁煙外来はありますか?保険は適用されますか?
はい、禁煙外来を設けています。一定の条件を満たせば健康保険が適用されます。(具体的には、ニコチン依存度テストで5点以上、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上の方が対象となります。)
禁煙外来については、内服禁煙補助薬(チャンピックス錠)の出荷停止により、2021年から一時休止しておりましたが、販売再開の連絡が来ました。2024年4月頃から実施する予定です。もう少しだけお待ち下さい。
花粉症の症状緩和や治療について相談できますか?
はい、当クリニックでは花粉症の相談、検査、治療を積極的に行っています。患者さんの症状や生活スタイルに合わせて、最適な治療法をご提案いたします。
1. 相談・診断
- 詳細な問診により、症状の程度や生活への影響を評価します。
- 必要に応じて、アレルギー検査(血液検査)を実施します。
2. 治療法の選択
a) 内服薬:
- 眠くならない新しいタイプの抗ヒスタミン薬
- 鼻閉に効果的な薬剤
- 患者さんの症状や生活スタイルに合わせて選択します。
b) 点鼻薬:
- 鼻症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)の緩和に効果的です。
c) 点眼薬:
- 目の症状(かゆみ、充血、涙目)の緩和に使用します。
d) 注射治療:
- 内服薬で効果が不十分な重症の方に対して実施します。
- 即効性があり、症状を速やかに抑える効果があります。
e) 漢方薬:
- 西洋医学的治療と併用して、体質改善を目指します。
- 個々の症状や体質に合わせて処方します。
3. 日常生活でのアドバイス
- 花粉情報のチェック方法
- 外出時の対策(マスク、メガネの着用など)
- 帰宅時の花粉除去方法
- 室内での花粉対策
4. 予防的治療
- 花粉の飛散時期前からの治療開始について相談に応じます。
5. 経過観察
- 治療効果を確認し、必要に応じて薬剤の調整を行います。
花粉症は完治が難しい疾患ですが、適切な治療により症状を大幅に軽減することが可能です。辛い症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。また、毎年の花粉の飛散開始前に受診いただくことで、より効果的な予防や治療が可能となります。
不眠症や不安症状について相談できますか?どのような対応が可能ですか?
はい、当クリニックでは不眠症や不安症状についての相談を承っています。これらの症状は日常生活に大きな影響を与える可能性があるため、適切な対応が重要です。
1. 診断・評価
- 詳細な問診により、症状の程度や生活への影響を評価します。
- 睡眠日記をつけていただくなど、睡眠パターンの把握に努めます。
- 不眠症がうつ病の初期症状である可能性も考慮し、慎重に評価します。
2. 治療法の選択
a) 薬物療法:
- 不眠症に対して、依存性が少ない新しいタイプの睡眠導入剤を使用します。
- 不安症状に対しては、状況に応じて適切な薬剤を選択します。
b) 漢方療法:
- 不眠症や不安症状に対して、漢方薬による治療も可能です。
- 患者さんの体質や症状に合わせて処方します。
c) 認知行動療法的アプローチ:
- 睡眠衛生指導や不安に対する対処法など、日常生活での工夫をアドバイスします。
- 必要に応じて、専門的な認知行動療法を行う医療機関をご紹介します。
3. 生活習慣の改善サポート
- 規則正しい生活リズムの確立
- 適度な運動の推奨
- リラックス法の指導
4. 経過観察
- 定期的な診察により、症状の変化や治療効果を確認します。
- 必要に応じて治療計画を調整します。
5. 専門医紹介
- 重度の不眠症や不安障害、うつ病が疑われる場合など、状況に応じて精神科専門医をご紹介します。
注意点
- 不眠症は様々な体調不良を引き起こす可能性があるため、放置せずに早めの相談をお勧めします。
- 薬物療法を行う場合も、依存性の低い薬剤を選択し、慎重に管理します。
- 治療は患者さんとよく相談しながら進めていきます。ご自身の状態や希望を遠慮なくお伝えください。
睡眠や不安の問題は生活の質に大きく影響します。一人で悩まず、ぜひご相談ください。適切な治療と生活改善により、多くの方が症状の改善を実感しています。
体重管理や栄養指導のサービスはありますか?
はい、当クリニックでは体重管理と栄養指導のサービスを提供しています。適切な体重管理は生活習慣病や腰痛、膝関節痛の予防に非常に重要です。以下に当クリニックでの対応について詳しく説明します。
1. 初期評価
- 医師による診察と問診
- 体重、BMI、体脂肪率の測定
- 精密な体脂肪計による内臓脂肪のチェック
- 必要に応じて血液検査(血糖値、脂質プロファイルなど)
2. 栄養指導
- 個別の栄養指導、必要な場合には、管理栄養士を紹介。
- 食事記録の分析と改善アドバイス
- 適切な食事量と栄養バランスの指導
3. 運動指導
- 個々の状態に合わせた運動プログラムの提案
- 日常生活での活動量増加のアドバイス
4. 薬物療法
a) 漢方薬:
- 防風通聖散などの漢方薬を用いた減量サポート
b) 利尿剤:
- 浮腫が顕著な場合に使用
c) GLP-1受容体作動薬:
- 糖尿病がある方:保険診療で処方可能
- 糖尿病がなく減量目的の方:自費診療で処方可能
- 効果と副作用について詳しく説明の上、適応を慎重に判断します
5. 定期的なフォローアップ
- 体重、体脂肪率の変化をモニタリング
- 生活習慣の改善状況の確認
- 必要に応じて治療計画の調整
6. 生活習慣病予防・管理
- 肥満に関連する生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)の予防と管理
- 定期的な検査による健康状態の評価
注意点
- 急激な減量は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適切なペースでの減量を目指します。
- 薬物療法は、生活習慣の改善を基本とした上で、必要に応じて検討します。
- GLP-1受容体作動薬の自費診療については、詳しい説明と同意の上で実施します。
体重管理は長期的な取り組みが必要ですが、適切なサポートにより多くの方が成功しています。
お悩みの方は、まずはご相談ください。あなたに合ったプログラムを一緒に考えていきましょう。
疾患について
発熱に対する対応はどうしたら良いのでしょうか?
乳幼児の発熱対応ガイド
発熱の基本的な理解
- 発熱は体の防御反応であり、必ずしも悪いものではありません。
- 体温上昇は代謝を促進し、病気の回復を助けます。
具体的な対応方法
1. 快適な環境づくり
- 寒気時:保温に努める(ふとんや毛布を多めに、電気毛布や電気あんかの使用も効果的)
- 暑がる時:薄着にし、快適さを優先
2. こまめな着替え
- 汗をかきやすいため、1日2〜3回の着替えが理想的
3. 水分補給の重要性
- 脱水予防のため、十分な水分摂取が不可欠
- おすすめ飲料:麦茶、湯冷まし、イオン飲料、リンゴ果汁
- 医療機関処方の経口補水液(例:ソリタT顆粒)の活用
4. 解熱剤の使用
- 機嫌が良く活動的な場合、必ずしも解熱剤は必要ありません
- 熱性けいれんの既往がある場合は、予防的な抗けいれん剤投与を優先
5. 清潔保持
- 状況に応じて、短時間の入浴も検討
注意点
- 発熱は体温調節中枢のセットポイント上昇によるものです
- 個々の状況に応じた対応が重要です
医療機関への相談
以下の場合は、速やかに医療機関にご相談ください:
- 高熱が続く、または急激な体温上昇
- 食事や水分摂取が困難
- 呼吸困難や意識障害がみられる
- その他、普段と異なる症状や心配な点がある場合
急性胃腸炎になった場合、どのような症状に注意すべきですか?
急性胃腸炎は、胃や腸の急性炎症を指す病気です。以下の点に注意してください。
1. 主な症状
- 腹痛(急激な痛みや持続的な痛み)
- 嘔吐(頻繁な嘔吐や吐き気)
- 下痢(水様性や粘液性の便、頻繁な排便)
- 発熱(38度以上の高熱が続く場合)
- 食欲不振
- 全身倦怠感
2. 特に注意すべき脱水症状
- 喉の渇き
- 尿量の減少(6時間以上尿が出ない)
- 尿の色が濃くなる
- めまいや立ちくらみ
- 皮膚の張りが失われる(皮膚をつまんで離すとゆっくり戻る)
- 唇や舌が乾燥する
- 目がくぼむ、涙が出にくい
3. 受診が必要な場合
- 上記の脱水症状が現れた場合
- 38度以上の発熱が2日以上続く場合
- 下痢や嘔吐が3日以上続く場合
- 血便がある場合
- 激しい腹痛がある場合
- 症状が徐々に悪化する場合
4. 自宅での対処法
- 十分な水分補給(経口補水液やスポーツドリンクを薄めたものがお勧め)
- 消化に良い食事(おかゆ、煮込みうどん、バナナなど)
- 十分な休養
- アルコールや刺激物の摂取を控える
5. 予防法
- 手洗い、うがいの徹底
- 食品の十分な加熱
- 調理器具の清潔保持
急性胃腸炎は通常、数日で回復しますが、適切な対応をしないと重症化する可能性があります。症状が重い場合や長引く場合は、早めに当院を受診してください。特に高齢者や乳幼児、持病のある方は注意が必要です。
降圧剤を処方されている高血圧の人は、一生飲み続けなくてはならないと聞きましたが本当ですか?
高血圧管理と降圧剤使用ガイド
高血圧の危険性
- 放置すると全身の血管に動脈硬化を引き起こす
- 脳血管障害、心臓病、腎不全などの重篤な合併症のリスクあり
降圧剤の使用について
最新の医療進歩
- 身体への負担が少ない新薬の開発
- 個々の患者に適した薬剤選択の可能性向上
降圧剤の長期使用
- 多くの場合、継続的な服用が必要
- ただし、生活習慣の改善により減量や中止の可能性あり
生活習慣改善の重要性
効果的な方法
- 適切な体重管理
- 5kg減量で顕著な血圧低下の可能性
- 薬剤の減量や中止につながる事例あり
- 健康的な食生活
- 抗酸化作用のある食品摂取(赤ワイン、オリーブ油、ビタミンE等)
- 定期的な運動
- ストレス管理
メタボリック症候群への対応
- 生活習慣改善で降圧剤中止の可能性が高い
降圧剤減量・中止の判断基準
- 安定した血圧が半年以上継続
- 家庭血圧測定での日内変動確認
- 早朝高血圧がないこと
注意点
- 自己判断での服薬中止は危険
- 必ず主治医と相談の上で判断
- 服薬中止後も定期的な血圧チェックが必要
長期的な管理
- 生活環境の変化や加齢により再び血圧上昇の可能性あり
- 継続的なモニタリングと生活習慣の維持が重要
まとめ
高血圧管理は薬物療法と生活習慣改善の両輪で行います。個々の状況に応じた適切な対応が重要であり、医療専門家との緊密な連携が不可欠です。
高コレステロール血症の治療法や日常生活での注意点を教えてください。
高コレステロール血症は、血液中のコレステロール値が基準値を超えている状態を指します。放置すると動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中のリスクが高まります。以下に治療法と日常生活での注意点を詳しく説明します。
1. 治療法
a) 食事療法:
- 飽和脂肪酸の摂取を控える(肉の脂身、バター、チーズなど)
- 不飽和脂肪酸を適度に摂取する(魚油、オリーブオイル、アボカドなど)
- 食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取する(野菜、果物、全粒穀物など)
- コレステロールを多く含む食品を控える(卵黄、レバー、いかなごなど)
b) 運動療法:
- 有酸素運動を週3-5回、1回30分以上行う(ウォーキング、ジョギング、水泳など)
- 筋力トレーニングを週2-3回行う
c) 薬物療法:
- スタチン系薬剤、フィブラート系薬剤、エゼチミブなどを医師の指示に従って服用
2. 日常生活での注意点
a) 食事:
- 1日3食バランスよく摂取する
- 野菜を先に食べ、食物繊維を十分に摂る
- 魚を週2-3回以上食べる
- 大豆製品を積極的に摂取する
- アルコールは適量を心がける(日本酒なら1日1合程度)
b) 運動:
- 毎日1万歩を目標に歩く
- エレベーターやエスカレーターより階段を使う
- 近距離の移動は徒歩や自転車を利用する
c) 生活習慣:
- 禁煙する(喫煙者の場合)
- 適正体重を維持する
- 十分な睡眠をとる(7-8時間/日)
- ストレス解消法を見つける(趣味、瞑想など)
d) 定期検査:
- 年に2−3回は血液検査を受け、コレステロール値をチェックする
3. 具体的な食事例
- 朝食:玄米ご飯、味噌汁、焼き鮭、ほうれん草のお浸し
- 昼食:全粒粉パン、サラダ(ドレッシングは控えめに)、スープ
- 夕食:雑穀米、豆腐ハンバーグ、蒸し野菜、小魚
高コレステロール血症の改善には時間がかかりますが、継続的な生活習慣の改善が重要です。症状がなくても定期的に検査を受け、数値の変化を確認することをお勧めします。また、個々の状況に応じた具体的なアドバイスが必要な場合は、当院の医師や看護師にご相談ください。
健診、各種検査、予防接種について
健康診断ができますか? 診断書が欲しいのですが?
健康診断と診断書発行ガイド
健康診断サービス
当クリニックでは、以下の健康診断サービスを提供しています:
- 入学時健康診断
- 就学時健康診断
- 会社の定期健康診査
一般的な健康診断
受診方法
予約
- 一般的な健康診断の場合、予約は不要です
- 特殊な検査や詳細な健康診断を希望される場合は、事前にご相談ください
受付時間
- 診療時間内であればいつでも受付可能
- 昼休み(12:30~14:00)はご利用いただけませんのでご注意ください
必要書類
- 健康保険証(自費での健康診断のみであれば、なくても可能です。)
- 会社の健康診断の場合、会社指定の問診票や検査依頼書(お持ちの場合)
診断書発行
- 受付にて診断書発行の申請を承っています
- 用途に応じた適切な診断書を作成いたします
- 発行までに数日かかる場合がありますので、余裕を持ってお申し込みください
注意事項
- 健康診断の内容によっては、食事制限や早朝の受診が必要な場合があります
- 詳細は受付または医師にお問い合わせください
健康診断の重要性
- 定期的な健康診断は疾病の早期発見・予防に重要です
- 年1回以上の受診をお勧めします
お気軽に当クリニックの健康診断サービスをご利用ください。ご不明な点があれば、いつでもスタッフにお尋ねください。
胃カメラや大腸カメラの検査は行っていますか?
当院では、胃カメラ、大腸カメラ検査は行っておりません。必要に応じて、内視鏡検査を実施できる近くのクリックや、提携病院を紹介致しております。胃腸の不調の相談や診察は行っています。
アレルギー検査は受けられますか?どのような種類の検査がありますか?
はい、アレルギー検査を実施しています。 主に血液検査による特異的IgE抗体検査を行っています。食物アレルギー、花粉症、ハウスダストなど、様々なアレルゲンに対する検査が可能です。
アレルギー検査ガイド
検査の種類と特徴
特異的IgE抗体検査(血液検査)
- 対象アレルゲン: 食物、花粉、ハウスダストなど
- 特徴: 一回の検査で最大39項目のアレルギーを同時に調べることが可能
非特異的IgE検査
- 目的: アレルギー体質の程度を評価
- 意義: 全体的なアレルギー傾向を把握
検査の利点
- 多様なアレルゲンに対する感受性を一度に確認可能
- 潜在的なアレルギーの早期発見に役立つ
- 適切な予防策や治療方針の立案に貢献
推奨対象者
- アレルギー症状が気になる方
- これまでアレルギー検査を受けたことがない方
- 家族にアレルギー疾患がある方
アナフィラキシー対応:エピペンの保険処方が可能
当クリニックでは、皆様の健康管理とアレルギー対策を総合的にサポートいたします。詳細な検査内容や料金については、お気軽にスタッフにお問い合わせください。
糖尿病の症状や検査について詳しく知りたいのですが。
糖尿病は血糖値が高くなる慢性疾患で、早期発見と適切な管理が重要です。以下に症状、検査、診断基準、合併症、治療法について詳しく説明します。
1. 主な症状
- 口渇・多飲:喉が渇いて水分をよく取る
- 多尿:頻繁にトイレに行く
- 疲労感:だるさや疲れやすさを感じる
- 体重減少:急激な体重減少(特に1型糖尿病)
- 視力低下:目がかすむ
- 傷の治りが遅い
- 手足のしびれ
注意:初期段階では無症状のことも多く、定期的な健康診断が重要です。
2. 検査
a) 血糖値検査:
- 空腹時血糖値:8時間以上絶食後の血糖値
- 随時血糖値:食事に関係なく測定する血糖値
- 75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):ブドウ糖を飲んで、その後の血糖値の変化を見る
b) HbA1c検査:
- 過去1〜2ヶ月の平均的な血糖コントロール状態を反映
- 診断や治療効果の判定に使用
c) その他の検査:
- 尿検査:尿糖、尿蛋白、尿ケトン体
- 血液検査:肝機能、腎機能、脂質プロファイル
3. 診断基準(日本糖尿病学会による)
- 空腹時血糖値:126mg/dL以上
- 75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値:200mg/dL以上
- 随時血糖値:200mg/dL以上
- HbA1c:6.5%以上
注:これらの値のいずれかが該当し、別の日に再検査で確認された場合に糖尿病と診断されます。
4. 合併症
- 細小血管症:網膜症、腎症、神経障害
- 大血管症:心筋梗塞、脳卒中、末梢動脈疾患
- その他:感染症のリスク増加、歯周病
5. 治療法
a) 生活習慣の改善:
- 食事療法:適切なカロリー摂取、バランスの良い食事
- 運動療法:定期的な有酸素運動、筋力トレーニング
b) 薬物療法:
- 経口血糖降下薬:ビグアナイド薬、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬など
- インスリン療法:注射や持続皮下インスリン注入療法(ポンプ療法)
c) 自己管理:
- 血糖自己測定(SMBG)
- フットケア
- 定期的な眼科・歯科受診
6. 当クリニックでの対応
- 詳細な問診と身体診察
- 必要な検査の実施(血液検査、尿検査など)
- 生活習慣の改善指導
- 適切な薬物療法の選択と調整
- 定期的なフォローアップ
- 必要に応じて専門医への紹介(眼科、腎臓内科など)
糖尿病は適切な管理により、合併症の予防や進行の抑制が可能です。症状が気になる方や、糖尿病の家族歴がある方は、早めの受診をお勧めします。当クリニックでは、個々の患者さんの状況に合わせた最適な治療プランを提案いたします。
睡眠時無呼吸症候群の検査や治療は行っていますか?
睡眠時無呼吸症候群が疑われる方に対しては、以下のような対応を行っています。
1. 初期評価
症状や生活習慣についてお伺いし、睡眠時無呼吸症候群の可能性を評価します。
2. 専門病院への紹介
原則として、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方には、専門病院での一泊入院精密検査をお勧めしています。当院では、済生会二日市病院の睡眠時無呼吸症候群専門医を紹介しております。
3. 検査結果に基づく治療
専門病院での精密検査の結果に基づいて、当院でフォローアップを行います。
4. CPAP治療の管理
必要に応じて、CPAP(持続陽圧呼吸療法)治療の継続管理を行っています。 他院で現在実施されている方の当院の転院も可能ですので、ご相談ください。多くの場合、同じ器械で、継続することが可能です。
5. 生活習慣の改善サポート
減量や運動習慣の改善など、睡眠時無呼吸症候群の症状改善に効果的な生活習慣の指導を行います。
睡眠時無呼吸症候群は重大な健康リスクとなる可能性がある疾患です。症状でお悩みの方は、まずはご相談ください。適切な検査と治療につなげていきます。
甲状腺機能の検査や治療は行っていますか?
はい、当クリニックでは甲状腺疾患を専門分野の一つとして扱っています。内分泌疾患の中で最も頻度が高い甲状腺疾患について、以下のような対応を行っています。
1. 検査
- 甲状腺機能の血液検査(TSH、FT3、FT4など)
- 甲状腺エコー検査
- 必要に応じて甲状腺自己抗体検査
2. 診断
- 検査結果と症状に基づいて、甲状腺機能亢進症、低下症、甲状腺腫などの診断を行います。
3. 治療
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の治療
- 甲状腺機能低下症(橋本病など)の治療
- これらの疾患については、当クリニックで治療が可能です。現在も多くの患者さんの治療を行っています。
4. 経過観察
- 定期的な血液検査と診察により、治療効果の確認と薬剤調整を行います。
5. 専門医紹介
- 甲状腺癌が疑われる場合
- 複雑な症例や手術が必要と判断される場合
- これらのケースでは、適切な専門医への紹介を行います。
甲状腺疾患は症状が多岐にわたり、他の疾患と似た症状を示すこともあるため、正確な診断が重要です。首の腫れ、体重変化、疲労感、動悸、便通の変化など、気になる症状がある場合はご相談ください。
また、甲状腺疾患は適切な治療により、多くの場合コントロール可能です。早期発見・早期治療が重要ですので、心配な症状がある方は遠慮なく受診してください。
ワクチン接種(麻疹、風疹、帯状疱疹、インフルエンザ、新型コロナなど)は受けられますか?
はい、当クリニックでは以下のワクチン接種が可能です。
- 麻疹(はしか)
- 風疹(ふうしん) 現在は、麻疹と風疹の混合ワクチン(MR)のみです。
- おたふくかぜ
- 帯状疱疹
- 肺炎球菌
- 日本脳炎
- B型肝炎
- インフルエンザ
- 二種混合(ジフテリア、破傷風) 11〜13歳
- 新型コロナワクチン
特に帯状疱疹ワクチンについて
- 最近、帯状疱疹を発症される方が増えています。
- 50代以降の方には、帯状疱疹ワクチンの接種を特にお勧めしています。
- 帯状疱疹は、強い痛みを伴う発疹が特徴で、神経痛が長期間続くことがあります。
- ワクチン接種により、発症リスクや症状の重症化を軽減できる可能性があります。
各ワクチンの接種に関する注意点
- 接種の適応年齢や接種間隔は、ワクチンによって異なります。
- 過去の接種歴や罹患歴によって、接種の必要性が変わることがあります。
- 妊娠中や特定の疾患がある方は、接種できない場合があります。
ワクチン接種をご希望の方は、以下の点について当クリニックにご相談ください
- 具体的な接種スケジュール
- 料金(保険適用の有無を含む)
- 副反応のリスクと対策
- ご自身の健康状態や既往歴との適合性
予防接種は感染症予防に重要な役割を果たします。ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
新型コロナワクチン
新型コロナワクチンは、令和6年秋から定期接種(有料)が始まります。
「定期接種」の対象は、
- 65歳以上の高齢者と
- 60歳から64歳の重症化リスクの高い人
となっております。
インフルエンザの予防接種は受けられますか?時期や料金について教えてください。
はい、インフルエンザの予防接種を実施しています。通常、10月上旬から開始し、1月末まで行っています。ワクチンがなくなり次第終了となります。ワクチンが不足しないように準備しておりますが、早めの接種をお勧めしています。
料金は、大人、小児とも同額の3,500円(税込み)(3,180円税別)です。
小学生以下は、通常2回接種で、2回目は、2,500円(税込み)です。
料金は年齢や地域の補助制度によって異なりますので、詳細は当クリニックにお問い合わせください。
注)65歳以上の高齢者は、補助制度で自己負担1,500円となっている地域が多いです。